6月5日の「今日は何の日?」
6月5日は「落語の日」。
落語家の春風亭正朝が、6(ろく)5(ご)で「らくご」の語呂合せから、制定…したと言われているが、
実はこれは不正確。日本記念日協会ホームページにもそんな記述はないし、そもそも「落語の日」の項自体が
見当たらない。
これは一体どういうことなのか。
春風亭正朝のブログ(2008年6月6日の記事)によると、どうやらこれは噺家同士の集まりの際に、
落語界の活性化のための1アイデアとして発案されたようだ。
落語協会を巻き込み、紀伊國屋ホールで制定イベントを行ったりと張り切った様子。
この制定イベントの企画書を書いたのが春風亭正朝氏、その時の「落語の日」の日程案の一つが
「6月5日」だった。
この試みは実はうまくいかなかった。理由について詳細は述べられていない。
しかしこの試みから新たな動きが生まれた。毎年6月第1月曜日に「寄席の日」が置かれ、
この日に限って都内5会場での落語寄席の入場料が半額になる(今年の寄席の日についてはコチラをクリック!)。
今年はちょうど今日、6月5日である。
この機会にぜひ、江戸時代から続く伝統話芸、「落語」にふれてみてはいかが?
ちなみに「落語」の言葉の由来は最後に「オチ(落ち)」がつくことから。